瑞鶴(ずいかく、ずゐかく、ズヰカク)は、大日本帝国海軍の航空母艦。翔鶴型航空母艦の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争)末期の1944年(昭和19年)10月25日にエンガノ岬沖海戦で沈没。 艦名には翔鶴型の2番艦として翔鶴から踏襲された「鶴」に、めでたいという意味の「瑞」をあてた。 瑞鶴は、太平洋戦争で、真珠湾攻撃、珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、マリアナ沖海戦等の海戦に参加し、同型艦の翔鶴と共に日本海軍の主力艦として活躍したが、翔鶴と対照的に、マリアナ沖海戦まで一発も被弾しなかった幸運艦であった。 瑞鶴は翔鶴とともに日本の軍艦では初の球状艦首を採用して高速化が図られ、防御力も炸薬450キロの魚雷の直撃にも耐えられるように設計された。