最上(もがみ)は、日本海軍の重巡洋艦。最上型重巡洋艦の1番艦。日本海軍の艦名としては1908年(明治40年)竣工の通報艦「最上」に次いで2代目。第四艦隊事件後の船体強化、太平洋戦争前の主砲の換装、ミッドウェー海戦後の航空巡洋艦改装と3度の大幅な改修が行われ、戦闘中に二度の衝突事故に見舞われた艦でもある。1944年10月のレイテ沖海戦で西村艦隊の一員としてスリガオ海峡に突入して大破し、雷撃処分された。