電(いなづま)は、日本海軍の駆逐艦。一等駆逐艦吹雪型(初雪型)(特型)の24番艦(III型の4番艦)、朧型(吹雪型の後期型)。この名を持つ日本海軍の艦船としては雷型駆逐艦電に続いて2隻目。ロンドン海軍軍縮条約により、駆逐艦は「1500トンを超える艦は、合計排水量の16パーセントまで」という制限が設けられ特型の増産が不可能となり、電をもって建造が打ち切られた。 スラバヤ沖海戦では、撃沈された敵乗組員376名を救助したことで知られている。(詳細は後述。雷、工藤俊作の項目も参照)