赤痢(せきり)は、下痢・発熱・血便・腹痛などをともなう大腸感染症である。古称は血屎(ちくそ)。血液の混じった赤い下痢を伴うことが病名の由来となっている。 従来、赤痢と呼ばれていたものは、現代では細菌性赤痢とアメーバ性赤痢に分けられ、一般的に赤痢と呼ばれているものは赤痢菌による細菌性赤痢のことを指す。なお、俳句では夏の季語として扱われる。