ソビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、ロシア語: Союз Советских Социалистических Республик 、頭字語: СССР、英語: Union of Soviet Socialist Republics)、略称でソビエト連邦(ソビエトれんぽう、Soviet Union、USSR)またはソ連(ソれん)は、1922年から1991年までユーラシア大陸北部に存在した世界初の社会主義国家である。 名目上は複数の共和国からなる連邦国家であったが、実際には末期まで高度に中央集権的な政治が行われており、1990年の民主化以前はソビエト連邦共産党による一党独裁国家であった。 最大かつ最も人口の多い共和国であるロシア共和国(現:ロシア連邦)内のモスクワを首都とした。他の主要都市は、ロシア共和国のレニングラード(現:サンクトペテルブルク)、ノヴォシビルスク、ウクライナ共和国のキエフ(現:キーウ)、白ロシア共和国のミンスク、ウズベク共和国のタシュケント、カザフ共和国のアルマアタ(現:アルマトイ)であった。国土は22,402,200平方キロメートル、11のタイムゾーンにまたがる世界最大の国であった。