1964年東京オリンピックの開会式(1964ねんとうきょうオリンピックのかいかいしき、英語: 1964 Summer Olympics opening ceremony)は、東京オリンピック大会初日の1964年(昭和39年)10月10日(土曜日)に旧国立競技場(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)で行われた開会式。前日の10月9日は台風の接近により雨が降ったが、当日は抜けるような青空の秋晴れになった。 開会式は、昭和天皇・香淳皇后を始め、当時の皇太子明仁親王・皇太子妃美智子夫妻(現在の上皇明仁・上皇后美智子)、成婚後10日と間もない常陸宮正仁親王・常陸宮妃華子夫妻などの皇族が臨席し、病気静養中であった当時の内閣総理大臣池田勇人 やオリンピック担当大臣河野一郎ら第3次池田改造内閣の各閣僚、衆議院議長船田中、参議院議長重宗雄三、及び国際オリンピック委員会 (IOC) 会長アベリー・ブランデージを始めIOC委員、及び各国の来賓らが出席して挙行された。参加94か国、7,060人の選手団が入場行進をした。