サリュート1号(ロシア語: Салют-1、ラテン文字表記の例:Salyut 1)は1971年4月19日にソビエト連邦によって打ち上げられた世界初の宇宙ステーションである。ソユーズ10号の失敗の後、ソユーズ11号によって3人の宇宙飛行士が訪れ、3週間の滞在の間に各種の実験・観測や、無重力環境が人体に与える影響の調査が行われた。しかし帰還中の事故により3人の命は失われ、その後の有人飛行は中止された。ステーションは無人のまま軌道上にとどまり、同年10月11日に大気圏に突入して廃棄された。ロシア語でサリュート(салют)は「敬礼」を意味する。