神祇官(じんぎかん、かみづかさ、かんづかさ)とは、日本の律令制で設けられた官庁、または明治時代初期の日本の国家機関。神祇とは、神が天津神である天神を、祇が国津神である地祇を表し、その名の通り祭祀を司る。 それぞれ、 1. * 古代の日本の律令制で設けられた、朝廷の祭祀を司る官庁名。唐名は大常寺(たいじょうじ)。長官は神祇伯(通常、じんぎはく・和訓、かみ(かん)づかさのかみ)を参照。 2. * 明治時代初期の復古における朝廷の祭祀・民戸・宣教・諸国の官社を司る最高国家機関を表す。神祇院を参照。