大宰帥(だざいのそち/だざいのそつ)は、大宰府(九州筑紫)の長官。唐名は都督、和名は「おほみこともちのかみ」。 律令制において西海道の9国2島を管轄し、九州における外交・防衛の責任者となった。9世紀以降は親王の任官で、大宰府に赴任しないことが慣例となり、実権は次官の大宰権帥(だざいのごんのそち)及び大宰大弐(だざいのだいに)に移った。