西ローマ帝国(にしローマていこく)は、ローマ帝国のうち西半分の地域を指す呼称である。 一般に、テオドシウス1世死後の西方正帝が支配した領域と時代に限定して用いられるが、286年のディオクレティアヌス帝による東方正帝と西方正帝による分担統治開始(テトラルキアの第1段階)以降のローマ帝国の西半分に関して用いられることもある。