大戦景気(たいせんけいき)、大正バブル(たいしょうバブル)とは、日本の経済史において第一次世界大戦の影響により、その参戦国(連合国)でありながら本土が戦地圏外にあった日本の商品輸出が急増したため発生した空前の好景気(ブーム)。 このブームは1915年(大正4年)下半期に始まって1920年(大正9年)3月の戦後恐慌の発生までつづき、戦前の日本経済の大きな曲がり角となった。工業生産が急激に増大し、重化学工業化の進展がみられ、日本の都市社会にも大きな変貌をもたらした。