伊吹(いぶき)は、大日本帝国海軍の航空母艦である。改鈴谷型重巡洋艦の1番艦として起工され、建造中に航空母艦へ変更されたが、未完成のまま終戦を迎え、1946年(昭和21年)に解体処分された。 艦名は「伊吹山」による。日本海軍では同名の艦艇に、巡洋戦艦「伊吹」(1923年9月20日に退役)があった。海軍施設本部補給部書記生だった遠藤昭によれば、候補艦名としては他に『鞍馬』があったという。