三隈(みくま)は、最上型重巡洋艦(二等巡洋艦最上型)の2番艦。艦名は大分県の日田盆地を流れる三隈川(筑後川の一部)に由来する。1935年(昭和10年)8月に竣工した。太平洋戦争でマレー作戦、蘭印作戦に参加し、1942年(昭和17年)3月1日のバタビヤ沖海戦で米豪の巡洋艦2隻の撃沈に貢献した。同年6月7日、ミッドウェー海戦で米艦載機の攻撃を受け沈没し、太平洋戦争で最初に失われた日本海軍の重巡洋艦となった。