カール4世(ドイツ語: Karl IV.,1316年5月14日 - 1378年11月29日)は中世後期のルクセンブルク家2人目の神聖ローマ帝国皇帝。ルクセンブルク朝第2代ボヘミア王カレル1世(チェコ語: Karel I., 在位:1346年 - 1378年)としても著名。文人皇帝として知られ、しばしば、最初の「近代的」君主と称される。金印勅書の発布やプラハ大学の創設、教皇のローマ帰還への尽力などで知られる。チェコで流通している100コルナ紙幣に肖像が使用されている。フランスで養育された当時はシャルル(フランス語: Charles)といった。同じくフランス語を母語として育ったローマ皇帝ハインリヒ7世(アンリ)の孫で、父はその嫡子ボヘミア王ヤン(ジャン、ヨハン)、母はボヘミア及びポーランドの王ヴァーツラフ2世の娘エリシュカ。