ブラウンシュヴァイク=リューネブルク選帝侯領(ブラウンシュヴァイク=リューネブルクせんていこうりょう、ドイツ語: Kurfürstentum Braunschweig-Lüneburg)、またはハノーファー選帝侯領(ハノーファーせんていこうりょう、ドイツ語: Kurfürstentum HannoverまたはKurhannover)は、神聖ローマ帝国の9番目の選帝侯が領する領邦である。1692年にブラウンシュヴァイク=カレンベルク侯領を母体として成立し、1708年に帝国議会によって正式に承認された 選帝侯家はヴェルフ家の後裔のブラウンシュヴァイク=リューネブルク家の一支流であるハノーファー家である。ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公領は相続によって分割と集合をくりかえしていた。カレンベルク侯は相続によってヴォルフェンビュッテル侯領を除くブラウンシュヴァイク=リューネブルク諸侯領を統合した。後にカレンベルク侯家はグレートブリテン王位を相続し、それ以降ハノーファー家と呼ばれる。なお、ヴォルフェンビュッテル侯領は1815年以降はブラウンシュヴァイク公国を称し、ドイツ革命まで存続した。