突撃砲(とつげきほう、独: Sturmgeschütz)は、第二次世界大戦時にドイツ国防軍によって歩兵支援用に生み出された自走砲(自走歩兵砲)の一種であるが、主に砲を備えた密閉式固定戦闘室が搭載されているものが突撃砲と言われている。 なお、アメリカ軍においても“Assault Gun(アサルトガン)”の名で呼ばれる兵器が存在し、これを日本語に直訳すると「突撃砲」となるが、これは特定の兵器の種別名ではなく、機甲部隊や機械化歩兵部隊において、榴弾砲を主砲とし、それによる直射火力支援を主任務とした戦車や自走砲の運用法に拠る部隊編制上の呼称で、アメリカ軍に「アサルトガン」という車両種名があるわけではない。 * 当項目では主にドイツ軍のものについて記述する。