ズリーニィ(ハンガリー語: Zrínyi)は、第二次世界大戦中にハンガリーで開発された自走砲である。105mm砲搭載のⅡ型と75mm砲搭載のⅠ型の2タイプがあるが、量産されたのは105mm砲搭載型のズリーニィIIのみで、1943年秋から1944年にかけて約70両が生産された。 “ズリーニィ(Zrínyi)”の名は、16世紀にトルコとの戦いで名を馳せた民族的英雄にちなむ。 ズリーニィは第二次世界大戦中にハンガリーで生産された装甲戦闘車両の中でも、最も成功したものであると評価されている。