地震予知(じしんよち、英語: Earthquake prediction)とは、地震の発生を予め知ることである。「地震予知」という語は、広範にはいわゆる「予知」を含んで言うが、学術的には科学的方法により地震の時期・場所・規模の3要素を論理立てて「予測」することを指す。ただし日本地震学会は、警報に繋がるような決定論的な予測のみを「地震予知」とし、それ以外の日常的に公表可能なもの(確率で表現されるもの)は「地震予測」とする新しい定義を、2012年秋に発表し、推奨している。なお、震源における断層破壊の発生後に行われる『緊急地震速報』の地震警報システムは、これらに含めない。 時間を指定するような短期的な予測、決定論的な地震予知は、現時点では出来ない。地震は唐突にやってくるという前提で、日頃から備えておくことが望まれる。