『地震学をつくった男・大森房吉』(じしんがくをつくったおとこ・おおもりふさきち)は、ノンフィクション作家上山明博が5年の歳月をかけて取材執筆を行い、大森房吉生誕150周年、関東大震災95周年にあたる2018年に青土社より刊行。吉村昭が先導した記録文学の新たな可能性を追求するノンフィクション作品として、上山の代表作のひとつに挙げられる。