PlayStation(プレイステーション、略称: PS, PS1)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)が1994年12月3日に発売した家庭用ゲーム機。 1990年代中期に「次世代機」と呼ばれた家庭用ゲーム機の一つ。家庭で本格的なテクスチャ付き3Dグラフィックを実現した初めてのゲーム機である。開発を主導した久夛良木健の独特の技術論や、丸山茂雄らによる従来のゲーム機ビジネスとは異なるレコードビジネス仕込みの戦略で、セガ・エンタープライゼス(現・セガ)のセガサターンや任天堂のNINTENDO64と共に次世代機戦争と呼ばれた市場競争に勝利し、ファミリーコンピュータのヒット以来任天堂が独占していた市場でトップシェアとなった。 同社の次世代機である『PlayStation 2』が2000年3月4日に発売されて以降も本機は2006年まで生産された。