サハリン州(サハリンしゅう、ロシア語: Сахали́нская о́бласть, ラテン Sahalínskaya óblast’; IPA: [səxɐˈlʲinskəjə ˈobləsʲtʲ])は、ロシア連邦の州(オーブラスチ)で連邦構成主体のひとつ。樺太島(ロシア名・サハリン島)と千島列島(ロシア名・クリル諸島)を管轄し、極東連邦管区に属する。 州域の半分ほど(樺太島南部と千島列島)は元来日本領であり、1945年8月のソ連侵攻により一方的に編入されたものの国際法上は所属未定地とされる。この所属未定地は、日本国内で発行される地図においては日本ともロシアとも異なる色で色分けされる(50度線を参照)。 州都ユジノサハリンスク市も所属未定地のうちであり、1905年 - 1945年までの日本統治時代は豊原市 と呼ばれていた。面積は8万7100km2、南北の広がりが約900km、人口は48万4207人(2022年)。