ワースフェニックス・ノカルド(ロシア語: Ваас Феникс Нокард、ラテン文字転写:Vaas Feniks Nokard、1982年10月下旬 - )は、ロシア連邦出身で日本国に滞在している難民申請者。この名前は日本で暮らす上での仮名であり、本名はウラジーミル・メゼンツェフ。 2021年8月18日に「ロシアから亡命するため」として、ロシアが実効支配する国後島から日本領の北海道本島まで、海を約24km泳いで移動したことで知られる。 国後島はロシア政府と日本政府との間に領土問題(北方領土問題)が存在する微妙な土地のため、ノカルドへの処遇について、日本政府は苦慮することとなった。