コンスタンティノープルの城壁では、コンスタンティノープル(現トルコ、イスタンブール)を取り囲む城壁について述べる。 この地をローマ帝国の首都としたコンスタンティヌス1世の時代から、帝国の首都を守る大城壁の建築が始まり、歴史上、数多くの城壁や防衛施設が築かれた。 この中には古代の築城様式を残す貴重な建築が含まれており、また全体を見れば歴史上、最も複雑で精巧に構成された防衛設備であるといえる。