台湾古跡一覧(たいわんこせきいちらん)では中華民国により規定された古跡(史跡・文化財)の一覧を列記する。台湾での古跡は、国家古跡(一級古跡)、直轄市古跡(二級古跡)、県市級古跡(三級古跡)の3種類に分類されている。1997年以前に内政部により区分されたものは一級、二級、三級と区分され、それ以降は保護機関の名称(国定は行政院文化建設委員会を経て文化部)が使用されている。 台湾の都市の発展は台南台湾府城と台北艋舺を中心とし、領地には百ヶ所を越える史跡が指定されている。それ以外には清朝統治時代にが設置されていた新竹(竹塹)や、台湾海峡の中継地点であった澎湖(平湖)、かつて商港として繁栄した基隆(鶏籠)、鹿港などにも多く分布している。 2019年末までに台湾で指定された古蹟は967ヶ所で、そのうち国定古蹟は106ヶ所。全体では台北市が、国定古跡に限ると台南市が、県市定古跡は金門県が最多となっている。 以下は台湾における各古跡の一覧である: