旧台南測候所(繁体字中国語: 原臺南測候所、きゅうたいなんそっこうじょ)は、台湾台南市中西区にある気象観測に用いられた建築物。正十八角形の建物の中心から白色の塔が伸びており、その形から「胡椒管」とも呼ばれている。1898年に落成し、日本統治時代初期に作られた大型建築物の一つとして知られ、台湾における現代気象観測の普及の地でもある。 1998年に台南市によって市定古跡に指定され、その後2003年には国定古跡に昇格した。