京都府警察(きょうとふけいさつ) は、警察法第36条により京都府に置かれた警察組織であり、京都府内を管轄区域とし、京都府警と略称する。管轄内の京都市内には、京都御所・大宮仙洞御所・桂離宮・修学院離宮が存在するため、皇族の警衛警備を主任務として皇宮警察本部直轄の京都護衛署も配置されている。 警察庁近畿管区警察局の監督と、京都府公安委員会の管理を受ける。給与支払者は京都府知事。 25の警察署と、交番194箇所・駐在所98箇所・6541人の警察官からなる。ファイル共有ソフトWinnyの作者逮捕など、生活安全部サイバー犯罪対策課による知的財産関連の検挙が多いことで知られる。 大規模警察本部であり、本部長は警視監。 警察本部庁舎は旧中立売庁舎の跡地に所在する。2020年(令和2年)6月より総務部・警務部の一部部署が業務を開始し、10月には全面開庁した。2020年5月までは約200m南にある旧本館に本部があった。旧本館は京都で行った昭和天皇の即位の礼に合わせて建設された近代化遺産で、改築後に文化庁が使用する。