百万遍交差点(ひゃくまんべんこうさてん)は京都府京都市左京区にある交差点である。東西に走る今出川通(京都府道101号銀閣寺宇多野線)と南北に走る東大路通(京都市道181号京都環状線)との交点に位置する。交差点やや西寄りから北西方向に伸びる細い道(柳通)があるが、これは今出川通の旧道である。 「百万遍」の名は交差点の北東に位置する知恩寺の通称「百万遍」に由来する。元弘元年(1331年)に疫病が大流行したときに、知恩寺の八世上人が百万遍念仏を唱えたところ疫病が収まり、後醍醐天皇から百万遍という号を賜ったと伝えられている。 正式な地名ではないが、交差点の周辺の地域も「百万遍」と呼ばれる。