日本皇民党(にほんこうみんとう)は、高松市に総本部を置く稲川会傘下の右翼団体(任侠右翼)である。1980年代後半に自民党総裁の竹下登元内閣総理大臣に対して「ほめ殺し」と呼ばれる街宣車での街宣活動をしたことで知られる(皇民党事件)。 その活動範囲については、長らく西日本が中心とされてきたが、近年、関東地方へ進出しており、2010年(平成22年)1月13日に構成員が小沢一郎当時民主党幹事長の自宅に火炎瓶を投げ入れるパフォーマンスをしたことをきっかけに、それまで拠点が無いとされた東京に約20人程度の「東京グループ」の存在が浮上し、警視庁公安部が監視している。