漁具(ぎょぐ)は、人間が漁業を中心とする漁撈活動に用いている道具の総称である。漁具は歴史的には、有史以前の遺物として出土例もある銛や釣り針のように簡素なものから、漁網、さらにへと進化を遂げてきた。 一方で新しい漁具の開発が魚介類の乱獲を招く場合もある。プラスチック製漁具は流出や放置、不適切な廃棄により漂流・漂着ごみ、さらにマイクロプラスチックの発生源にもなり、回収やリサイクルも試みられている。