ヴァイマル共和国軍(ヴァイマルきょうわこくぐん、ドイツ語: Reichswehr ライヒスヴェーア)は、1919年から1935年までドイツ国が保有した軍隊の名称である。共和国軍は陸軍(Reichsheer)と海軍(Reichsmarine)から成り、空軍は禁止されていた。 「Reichswehr」は「国(ライヒ)の防衛」を意味し、日本語では「国軍」「国防軍」などと訳される他、存在した時期がほぼヴァイマル共和政時代と一致するので「ヴァイマル共和国軍」や「ドイツ共和国軍」とも訳される。ただし、「国防軍」という語はドイツ再軍備宣言後の軍隊、すなわち「Wehrmacht」を指すことが多い。