ドイツ連邦軍(ドイツれんぽうぐん、独: Bundeswehr ブンデスヴェーア)は、ドイツ連邦共和国の軍隊を指し、ドイツの陸軍、海軍、空軍および戦力基盤軍、救護業務軍、サイバー情報空間軍で構成される。なお、現行のドイツ基本法により国防に関する責任は連邦政府が負っているため、16ある州が独自の軍隊を保有することは許されない。 2021年12月現在、ドイツ連邦軍は183,695人の兵士と81,931人の文官、30,050人の予備役により構成されており、ヨーロッパにおいてはフランス軍に次ぐ規模である。またドイツの2021年の軍事費は573億ユーロ(648億ドル)であり、GDP比1.53%となっている。これはNATOが目標とする2%を大きく下回っているが、軍事費の金額としては世界第7位となっている。なお、ドイツは、2025年までに兵士を20万3,000人まで増員する計画である。