エルンスト・ユリウス・ギュンター・レーム(Ernst Julius Günther Röhm、1887年11月28日 - 1934年7月1日)は、ドイツの陸軍軍人、政治家。第一次世界大戦の陸軍の将校で、ナチ党の古参党員であり突撃隊の指導者となった。最終階級は陸軍大尉。 アドルフ・ヒトラーの盟友として、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の草創と発展に大きく関与した。ナチ党の準軍事組織である突撃隊(SA)を統率し、同党の政権把握に大きく貢献した。のちにヒトラーと路線対立し、粛清された。