エクセター (HMS Exeter, 68) は、イギリス海軍の重巡洋艦。ヨーク級重巡洋艦の2番艦。艦名はデヴォン州のエクセターに因む。エクセターの名を持つ艦としては4隻目にあたる。日本語ではエクゼター、エキゼター、エキセターと表記することもある。 第二次世界大戦の初期、ラプラタ沖海戦でドイツ海軍 (Kriegsmarine) のポケット戦艦アドミラル・グラーフ・シュペー (Die Admiral Graf Spee) に損傷を与えて勝利に貢献したが、自らも損傷した。 1941年(昭和16年)3月から戦線に復帰、おもに大西洋での船団護衛任務に従事した。太平洋戦線に転戦後の1942年(昭和17年)2月下旬、スラバヤ沖海戦で日本海軍の重巡洋艦および水雷戦隊と交戦して損傷する。ジャワ島から撤退中の3月1日、エクセターは護衛の駆逐艦2隻(エンカウンター、ポープ)と共に日本海軍水上部隊と遭遇、砲雷撃戦の末に3隻とも撃沈された。