河野氏(かわのし)は、日本の氏族。 1. * 三好義長を遠祖とするの子が河野氏を称する。 2. * 桓武平氏良文流(秩父平氏)河越氏の流れを汲むの子孫が河野氏を称する。 3. * 伊予国の河野氏 … 下記の本項で述べる。 河野氏(かわのし)は、伊予国(愛媛県)の有力豪族で、越智氏の流れをくむとされる。第22代当主河野通清以降は「通」を通字とする。 また、当一族の「河野」姓の読みは、和名類聚抄、平家物語、竹崎季長絵詞等々から、「かわの」が正確、正統なものであることが判明しているため、基本、当姓の読みについて現状に於ては適切なものとして専ら「かわの」と表記。(詳解は、“当時の「河野」の読み方”の項目”や、“河野玉澄”等の記事も参照) 室町時代以降は代々湯築城を居城としてきた。一族の来歴を記した文書『予章記』と『』などではその虚実入り交じった不思議な内容(鉄人伝説など)で有名である。