古墳時代(こふんじだい)とは、日本の歴史における弥生時代に続く考古学上の時期区分であり、前方後円墳に代表される古墳が盛んに造られた時代を指す。『日本書紀』によると、応神天皇は行宮を難波大隈宮とし、大王(おおきみ)と呼称された倭国の首長である仁徳天皇は都を上町台地の難波(なにわ:現在の大阪市)に定め宮居を難波高津宮とした。国内流通の中心である住吉津や難波津などが開港し、倭国が統一していった時代とされる。 ほぼ同時代を表す「大和時代」は『日本書紀』や『古事記』による文献上の時代区分である。