甲斐銚子塚古墳(かい ちょうしづか こふん)は、山梨県甲府市下曽根町にある前方後円墳。国の史跡に指定されている(指定名称は「銚子塚古墳附丸山塚古墳」)。 山梨県内では最大規模の古墳で、4世紀後半の築造と推定され、古墳時代前期では東日本最大級の規模になる。「銚子塚」とは江戸時代の地誌類において前方後円墳に見られる通称で、側面が銚子(柄の長い酒器)に見えることからの名称と考えられている。山梨県において「銚子塚」と呼称される古墳は笛吹市にもあるが、そちらは「岡銚子塚古墳」と称して区別される。 なお、本項では甲斐銚子塚古墳に隣接するについても記載する。