矢崎山遺跡(やざきやまいせき)はかつて神奈川県横浜市都筑区荏田南町(調査当時は緑区荏田町)に存在した縄文時代から中世にかけての複合遺跡で、特に古墳時代の大集落を主体とする遺跡である。港北ニュータウン遺跡群の1つ。横浜市内の古墳時代中期(5世紀)の集落として最大の規模を持ち、竈を備えた竪穴住居が集落の成立期から建てられるなど、先進的・かつ拠点的なムラであった。