靺鞨(まっかつ、拼音:Mòhé)は、中国の隋唐時代に中国東北部・沿海州に存在したツングース系農耕漁労民族。南北朝時代における「勿吉(もっきつ)」の表記が変化したものであり、粛慎・挹婁の末裔である。16部あったが、後に高句麗遺民と共に渤海国を建国した南の粟末部と、後に女真族となって金朝・清朝を建国した北の黒水部の2つが主要な部族であった。