慈悲麻立干(じひ まりつかん、生年不詳 - 479年)は、新羅の第20代の王(在位:458年 - 479年)であり、姓は金。先代の訥祇麻立干の長男であり、母は第18代実聖尼師今の娘、王妃は訥祇麻立干の弟の舒弗邯(1等官)の未斯欣の娘。458年8月に先王の死去に伴い、王位についた。『三国遺事』王暦では母の名を阿老夫人、王妃を巴胡葛文王未叱希角干の娘とする。