粛慎(みしはせ、あしはせ)は、日本の正史である『日本書紀』や『続日本紀』などの中に記述が見られる民族である。同じ漢字表記を用いるが、中国文献に記される「しゅくしん」とは存在した時期にかなりの開きがあり、同一であるかどうかなど両者の関係性は不明である。本項では、『日本書紀』や『続日本紀』中にみられる「みしはせ、あしはせ」について述べる。