ウェジ部(Weji)とは、遼代から明代にかけてスンガリ河下流域〜アムール川下流域方面に居住していた集団の呼称である。ウジェと表記される場合もある。「森林」を意味するトゥングース諸語のウェジ(Weji)が原音と見られ、特定の民族集団の名称というよりはスンガリ河以北の森林地帯に住むトゥングース系諸集団の総称であった。漢文史料ではギレミと並列して記載されることが多く、現代においてもニヴフと接するアムール川下流域方面のトゥングース系民族(北方ツングース:ネギダール・ウデヘ・オロチ、南方ツングース:ナナイ・ウリチ)に連なる存在であると推測されている。

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  • ウェジ部(Weji)とは、遼代から明代にかけてスンガリ河下流域〜アムール川下流域方面に居住していた集団の呼称である。ウジェと表記される場合もある。「森林」を意味するトゥングース諸語のウェジ(Weji)が原音と見られ、特定の民族集団の名称というよりはスンガリ河以北の森林地帯に住むトゥングース系諸集団の総称であった。漢文史料ではギレミと並列して記載されることが多く、現代においてもニヴフと接するアムール川下流域方面のトゥングース系民族(北方ツングース:ネギダール・ウデヘ・オロチ、南方ツングース:ナナイ・ウリチ)に連なる存在であると推測されている。 (ja)
  • ウェジ部(Weji)とは、遼代から明代にかけてスンガリ河下流域〜アムール川下流域方面に居住していた集団の呼称である。ウジェと表記される場合もある。「森林」を意味するトゥングース諸語のウェジ(Weji)が原音と見られ、特定の民族集団の名称というよりはスンガリ河以北の森林地帯に住むトゥングース系諸集団の総称であった。漢文史料ではギレミと並列して記載されることが多く、現代においてもニヴフと接するアムール川下流域方面のトゥングース系民族(北方ツングース:ネギダール・ウデヘ・オロチ、南方ツングース:ナナイ・ウリチ)に連なる存在であると推測されている。 (ja)
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  • ウェジ部(Weji)とは、遼代から明代にかけてスンガリ河下流域〜アムール川下流域方面に居住していた集団の呼称である。ウジェと表記される場合もある。「森林」を意味するトゥングース諸語のウェジ(Weji)が原音と見られ、特定の民族集団の名称というよりはスンガリ河以北の森林地帯に住むトゥングース系諸集団の総称であった。漢文史料ではギレミと並列して記載されることが多く、現代においてもニヴフと接するアムール川下流域方面のトゥングース系民族(北方ツングース:ネギダール・ウデヘ・オロチ、南方ツングース:ナナイ・ウリチ)に連なる存在であると推測されている。 (ja)
  • ウェジ部(Weji)とは、遼代から明代にかけてスンガリ河下流域〜アムール川下流域方面に居住していた集団の呼称である。ウジェと表記される場合もある。「森林」を意味するトゥングース諸語のウェジ(Weji)が原音と見られ、特定の民族集団の名称というよりはスンガリ河以北の森林地帯に住むトゥングース系諸集団の総称であった。漢文史料ではギレミと並列して記載されることが多く、現代においてもニヴフと接するアムール川下流域方面のトゥングース系民族(北方ツングース:ネギダール・ウデヘ・オロチ、南方ツングース:ナナイ・ウリチ)に連なる存在であると推測されている。 (ja)
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  • ウェジ (ja)
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