軍団 (ぐんだん) は、7世紀末(もしくは8世紀初め)から11世紀までの日本に設けられた律令制による国家規模の軍事組織を指す(軍団兵士制)。律令制発足の目的の一つは、この軍団の設立・整備にあった。全国に駐屯地が置かれた。 8世紀末には、政治方針の転換により、必要性の乏しい経済的負担(浪費)とみなされるようになり、一部の国を残してほぼ廃止され、律令制の当初の軍事・経済制度は実質上終焉した。