長野電鉄2000系電車(ながのでんてつ2000けいでんしゃ)は、長野電鉄の特急形車両。 1957年(昭和32年)から1964年(昭和39年)までに3両編成4本(12両)が日本車輌製造で製造された。最新機構と上質な設備を兼ね備えた当時の優秀車であり、1950年代後半の地方私鉄の電車としては希有な存在であった。 半世紀にわたって長野電鉄の看板電車としての地位を堅持し、長野市と湯田中温泉・志賀高原を結ぶ特急列車として運用され続けてきた。しかし、老朽化並びに後継車両の導入により2006年(平成18年)のダイヤ改正ですべてのA特急運用から、2011年(平成23年)のダイヤ改正でB特急運用からも撤退。2012年(平成24年)3月のD編成の離脱をもって、全ての運用から退いた。