屋代線(やしろせん)は、長野県千曲市の屋代駅から長野県須坂市の須坂駅までを結んでいた長野電鉄の鉄道路線である。 以前は正式には河東線の一部であり「屋代線」は通称であったが、2002年(平成14年)9月18日から運行形態に合わせて屋代線を正式な路線名称とした。 利用客の減少により、このまま営業を続けることは難しいとして、県と沿線3市に資金援助を要請するなど、厳しい状況にあった。そこで2009年(平成21年)に地元自治体や長電により「長野電鉄活性化協議会」が設立され、翌2010年(平成22年)から「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」による「長野電鉄屋代線総合連携計画」を発表し、サイクルトレインやパークアンドライド用駐車場整備といった社会実験を行った。 しかしながら、2011年(平成23年)2月2日に催された活性化協議会の議決で路線廃止と代替バスの設置が決定し、同年3月25日に国に廃止届を提出。2012年(平成24年)4月1日廃止された。