プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス・アエミリアヌス(ラテン語: Publius Cornelius Scipio Africanus Aemilianus、紀元前185年 - 紀元前129年)は、共和政ローマ中期の政務官。パトリキの名門アエミリウス氏族の生まれだが、コルネリウス氏族スキピオ家に養子入りし、2度にわたって特例で執政官に選出され、養祖父大スキピオが降伏させたカルタゴを破壊し、泥沼のヌマンティア戦争を終結させた。 スキピオ・アエミリアヌスと省略され、第二次ポエニ戦争で活躍したスキピオ・アフリカヌス(大スキピオ)と区別して小スキピオとも称されるため、以下文中では「小スキピオ」と記載する。