ヌマ・ポンピリウス(Numa Pompilius, 紀元前753年 - 紀元前673年)は、王政ローマにおける第2代の王(在位:紀元前715年- 紀元前673年)。この時代のローマは史料に乏しく、一般的には伝説上の存在だと考えられている人物である。戦争に次ぐ戦争でローマを拡大した初代王ロムルスとは異なり、42年におよぶ治世中に一度も戦争をせずに内政を充実させたとされている。後世皇帝アントニヌス・ピウスはヌマに比肩された。