日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の国立アカデミーで、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条)。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。 学術研究会議を前身とし、の議論を経て1949年に発足。研究者による直接選挙を実施し、当時は「学者の国会」と呼ばれた。政府への勧告で多くのセンターや研究所の設立を実現し、を提言。南極特別委員会で南極探検にも貢献した。しかし科学技術庁や科学技術会議の設立に伴い政府への影響力は低下していき、「政策提言機関として十分力を発揮したのは、1970年代まで」と言われている。 一方で国際学術会議など40を超える国際学術団体に日本を代表して加盟しており、各団体の国際分担金も日本学術会議予算で賄われている。国際科学会議 (ICSU) (現在の国際学術会議)では14万ドルを支出し世界3位の地位を占め、日本から吉川弘之会長、黒田玲子副会長を輩出した。また、日本学術会議はアジア学術会議をリードし、事務局、事務局長を担っている。

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  • 日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の国立アカデミーで、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条)。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。 学術研究会議を前身とし、の議論を経て1949年に発足。研究者による直接選挙を実施し、当時は「学者の国会」と呼ばれた。政府への勧告で多くのセンターや研究所の設立を実現し、を提言。南極特別委員会で南極探検にも貢献した。しかし科学技術庁や科学技術会議の設立に伴い政府への影響力は低下していき、「政策提言機関として十分力を発揮したのは、1970年代まで」と言われている。 紛糾の末1983年に法改正がなされ、会員選抜は登録学術協力団体による推薦に基づく内閣総理大臣の任命に変わる。さらに日本学術会議不要論も叫ばれる中、中央省庁等改革基本法に端を発する改革過程の末、2004年の法改正で2005年から組織改編。会員は方式になり、組織も7部構成から3部構成になって縦割りの打破が図られた。政策への提言なども総合科学技術会議と棲み分けられ、一般向けサイエンスカフェも活動に加わった。 一方で国際学術会議など40を超える国際学術団体に日本を代表して加盟しており、各団体の国際分担金も日本学術会議予算で賄われている。国際科学会議 (ICSU) (現在の国際学術会議)では14万ドルを支出し世界3位の地位を占め、日本から吉川弘之会長、黒田玲子副会長を輩出した。また、日本学術会議はアジア学術会議をリードし、事務局、事務局長を担っている。 (ja)
  • 日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の国立アカデミーで、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条)。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。 学術研究会議を前身とし、の議論を経て1949年に発足。研究者による直接選挙を実施し、当時は「学者の国会」と呼ばれた。政府への勧告で多くのセンターや研究所の設立を実現し、を提言。南極特別委員会で南極探検にも貢献した。しかし科学技術庁や科学技術会議の設立に伴い政府への影響力は低下していき、「政策提言機関として十分力を発揮したのは、1970年代まで」と言われている。 紛糾の末1983年に法改正がなされ、会員選抜は登録学術協力団体による推薦に基づく内閣総理大臣の任命に変わる。さらに日本学術会議不要論も叫ばれる中、中央省庁等改革基本法に端を発する改革過程の末、2004年の法改正で2005年から組織改編。会員は方式になり、組織も7部構成から3部構成になって縦割りの打破が図られた。政策への提言なども総合科学技術会議と棲み分けられ、一般向けサイエンスカフェも活動に加わった。 一方で国際学術会議など40を超える国際学術団体に日本を代表して加盟しており、各団体の国際分担金も日本学術会議予算で賄われている。国際科学会議 (ICSU) (現在の国際学術会議)では14万ドルを支出し世界3位の地位を占め、日本から吉川弘之会長、黒田玲子副会長を輩出した。また、日本学術会議はアジア学術会議をリードし、事務局、事務局長を担っている。 (ja)
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  • 戒能通厚「日本学術会議の将来方向を見る視点」『学術の動向』第6巻第11号、2001年、27-31頁。 (ja)
  • 高岩義信「『研究の民主化』とは何だったのか」『日本物理学会誌』第72巻第8号、2017年、588-592頁。 (ja)
  • 野尻美保子「学術会議の最近の動向および物理学委員会の活動報告」『日本物理学会誌』第73巻第11号、2018年、795-797頁。 (ja)
  • 池上甲一「日本学術会議の改革と農業経済学界の対応方向」『農林業問題研究』第40巻第4号、2005年、410-417頁。 (ja)
  • 郷信広「日本学術会議の改革へ向けた動き」『日本物理学会誌』第54巻第9号、1999年、743-745頁。 (ja)
  • 岸輝雄「国際的に見た科学アカデミーの在り方」『学術の動向』第9巻第1号、2004年、22-31頁。 (ja)
  • 山崎正勝「平和問題と原子力 ― 物理学者はどう向き合ってきたのか」『日本物理学会誌』第71巻第12号、2016年、848-852頁。 (ja)
  • 大瀧仁志「電気化学会と日本学術会議」『Electrochemistry』第69巻第7号、2001年、564-566頁。 (ja)
  • 「日本学術会議の役割 ― 変貌する社会の中で ―」『学術の動向』第1巻第9号、1996年、22-42頁。 (ja)
  • 江沢洋「学術会議の改革」『日本物理学会誌』第57巻第9号、2002年、669-672頁。 (ja)
  • 「日本学術会議創立50周年 日本学術会議活動の沿革」『学術の動向』第4巻第10号、1999年、5-9頁。 (ja)
  • 「日本学術会議第20期始動」『学術の動向』第10巻第11号、2005年、12-29頁。 (ja)
  • 生駒俊明「新生日本学術会議への期待と不安」『学術の動向』第11巻第2号、2006年、46-50頁。 (ja)
  • 庄司邦昭「日本学術会議の活動状況について」『日本航海学会誌 NAVIGATION』第136巻、1998年、48-52頁。 (ja)
  • 小沼通二「初期の日本学術会議と軍事研究問題」『学術の動向』第22巻第7号、2017年、10-17頁。 (ja)
  • 宮嶌和男「日本学術振興会における科研費の審査等について」『日本物理学会誌』第58巻第7号、2003年、539-540頁。 (ja)
  • 山下律也「日本学術会議・農業機械学研究連絡委員会の活動」『農業機械学会誌』第55巻第3号、1993年、143-146頁。 (ja)
  • 永山國昭、栗原和枝「日本学術会議とは何か?」『生物物理』第49巻第3号、2009年、147-150頁。 (ja)
  • 佐藤優「権力論 ― 学術会議問題の本質 ―」『文藝春秋』第98巻第12号、2020年、104-114頁。 (ja)
  • 戒能通厚「日本学術会議 ― その独立性とは何か ―」『学術の動向』第11巻第1号、2006年、52-59頁。 (ja)
  • 日本学術会議編『ソ連・中国学術視察報告』日本学術振興会、1956年、。 (ja)
  • 土居範久「日本学術会議の国際学術交流」『学術の動向』第15巻第1号、2010年、25-32頁。 (ja)
  • 郷信広「学術会議の改革」『日本結晶学会誌』第45巻第5号、2003年、341-343頁。 (ja)
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  • 内部組織 (ja)
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  • 第一部、第二部、第三部、事務局 (ja)
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  • 望月眞弓、菱田公一、高村ゆかり (ja)
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  • 日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の国立アカデミーで、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条)。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。 学術研究会議を前身とし、の議論を経て1949年に発足。研究者による直接選挙を実施し、当時は「学者の国会」と呼ばれた。政府への勧告で多くのセンターや研究所の設立を実現し、を提言。南極特別委員会で南極探検にも貢献した。しかし科学技術庁や科学技術会議の設立に伴い政府への影響力は低下していき、「政策提言機関として十分力を発揮したのは、1970年代まで」と言われている。 一方で国際学術会議など40を超える国際学術団体に日本を代表して加盟しており、各団体の国際分担金も日本学術会議予算で賄われている。国際科学会議 (ICSU) (現在の国際学術会議)では14万ドルを支出し世界3位の地位を占め、日本から吉川弘之会長、黒田玲子副会長を輩出した。また、日本学術会議はアジア学術会議をリードし、事務局、事務局長を担っている。 (ja)
  • 日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の国立アカデミーで、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条)。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。 学術研究会議を前身とし、の議論を経て1949年に発足。研究者による直接選挙を実施し、当時は「学者の国会」と呼ばれた。政府への勧告で多くのセンターや研究所の設立を実現し、を提言。南極特別委員会で南極探検にも貢献した。しかし科学技術庁や科学技術会議の設立に伴い政府への影響力は低下していき、「政策提言機関として十分力を発揮したのは、1970年代まで」と言われている。 一方で国際学術会議など40を超える国際学術団体に日本を代表して加盟しており、各団体の国際分担金も日本学術会議予算で賄われている。国際科学会議 (ICSU) (現在の国際学術会議)では14万ドルを支出し世界3位の地位を占め、日本から吉川弘之会長、黒田玲子副会長を輩出した。また、日本学術会議はアジア学術会議をリードし、事務局、事務局長を担っている。 (ja)
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