崖(がけ、がい)とは、山や岸(海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所。地表の高度が急変する部分の急斜面との定義もできる。山腹の崖を日本語ではほき(崖、歩危)、そわ(岨)、そば(岨)ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「土偏に赤」などと表記も川辺の崖である。垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸/切り岸(きりぎし、きりきし)という。しかし現代語では断崖(だんがい)ということが多い。懸崖(けんがい)、絶崖(ぜつがい)ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態を壁に譬えた絶壁(ぜっぺき)があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。 英語では「崖」全般を "cliff"、「断崖」を "escarpment" といい、日本語では前者の音写形「クリフ」が外来語として通用する。レッドクリフなど 日本の宅地造成規制法施行令の1条2項によれば「地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす土地」としている。

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  • 崖(がけ、がい)とは、山や岸(海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所。地表の高度が急変する部分の急斜面との定義もできる。山腹の崖を日本語ではほき(崖、歩危)、そわ(岨)、そば(岨)ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「土偏に赤」などと表記も川辺の崖である。垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸/切り岸(きりぎし、きりきし)という。しかし現代語では断崖(だんがい)ということが多い。懸崖(けんがい)、絶崖(ぜつがい)ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態を壁に譬えた絶壁(ぜっぺき)があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。 英語では「崖」全般を "cliff"、「断崖」を "escarpment" といい、日本語では前者の音写形「クリフ」が外来語として通用する。レッドクリフなど 日本の宅地造成規制法施行令の1条2項によれば「地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす土地」としている。 (ja)
  • 崖(がけ、がい)とは、山や岸(海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所。地表の高度が急変する部分の急斜面との定義もできる。山腹の崖を日本語ではほき(崖、歩危)、そわ(岨)、そば(岨)ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「土偏に赤」などと表記も川辺の崖である。垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸/切り岸(きりぎし、きりきし)という。しかし現代語では断崖(だんがい)ということが多い。懸崖(けんがい)、絶崖(ぜつがい)ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態を壁に譬えた絶壁(ぜっぺき)があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。 英語では「崖」全般を "cliff"、「断崖」を "escarpment" といい、日本語では前者の音写形「クリフ」が外来語として通用する。レッドクリフなど 日本の宅地造成規制法施行令の1条2項によれば「地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす土地」としている。 (ja)
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  • 崖(がけ、がい)とは、山や岸(海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所。地表の高度が急変する部分の急斜面との定義もできる。山腹の崖を日本語ではほき(崖、歩危)、そわ(岨)、そば(岨)ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「土偏に赤」などと表記も川辺の崖である。垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸/切り岸(きりぎし、きりきし)という。しかし現代語では断崖(だんがい)ということが多い。懸崖(けんがい)、絶崖(ぜつがい)ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態を壁に譬えた絶壁(ぜっぺき)があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。 英語では「崖」全般を "cliff"、「断崖」を "escarpment" といい、日本語では前者の音写形「クリフ」が外来語として通用する。レッドクリフなど 日本の宅地造成規制法施行令の1条2項によれば「地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす土地」としている。 (ja)
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