モハーの断崖(愛: Aillte an Mhothair、英: The Cliffs of Moher、「破滅の崖」の意)はアイルランドのクレア県ドゥーリンに近いバレン南西端のに位置する。 大西洋から聳え立つ崖の高さはで120m、8km離れた最高地点の真北で214mに達する。アイルランド中でも壮観な眺望を誇り、晴れた日にはゴールウェイ湾に浮かぶアラン諸島やコネマラの谷や丘が見られる。 オブライアン塔は崖のおおよそ中間地点に聳える円形の石造の塔である。アイルランド上王ブライアン・ボルの子孫によって1835年に、当時すでに幾百人に及んでいた見物客を監視するために建てられた。塔の頂上からはアラン諸島とゴールウェイ湾、北は、の山々、コネマラから南はループヘッドまでが眺望できる。 ハグ岬に建つ四角い石の廃墟はヨーロッパのナポレオン支配の時代の見張り塔の残骸と言われる。