失業(しつぎょう、英: unemployment)とは、職業(仕事)を失うこと、および労働の意志も能力もあるのに仕事に就けない状態を指す。特に、仕事が無い状態を指す無職(むしょく)のうち、就業に向けた職探しを行っている者の状態を指し、そのような状態の者を失業者(しつぎょうしゃ)と言う。 労働力人口に対する失業者数の割合を失業率と言う。完全雇用(Full employment)とは、労働力、技術、土地、資本、その他の生産要素を最大限に活用して、最大限の持続可能な生産能力を生み出している状態をさし、「失業者が一人もいない」ということではなく、一定の摩擦的失業の存在を含んだ状態のことをいう。 国際労働機関(ILO)によれば、2018年の時点では全世界で1億7200万人(報告された世界の労働力人口の5%)が無職であった。 15-24歳の労働力人口における失業者を若年失業者といい、日本など一部を除いて北欧の福祉国家でさえも若年失業率が20 %から下がらないことがOECD加盟国で大きな問題になっている。

Property Value
dbo:abstract
  • 失業(しつぎょう、英: unemployment)とは、職業(仕事)を失うこと、および労働の意志も能力もあるのに仕事に就けない状態を指す。特に、仕事が無い状態を指す無職(むしょく)のうち、就業に向けた職探しを行っている者の状態を指し、そのような状態の者を失業者(しつぎょうしゃ)と言う。 労働力人口に対する失業者数の割合を失業率と言う。完全雇用(Full employment)とは、労働力、技術、土地、資本、その他の生産要素を最大限に活用して、最大限の持続可能な生産能力を生み出している状態をさし、「失業者が一人もいない」ということではなく、一定の摩擦的失業の存在を含んだ状態のことをいう。 国際労働機関(ILO)によれば、2018年の時点では全世界で1億7200万人(報告された世界の労働力人口の5%)が無職であった。 15-24歳の労働力人口における失業者を若年失業者といい、日本など一部を除いて北欧の福祉国家でさえも若年失業率が20 %から下がらないことがOECD加盟国で大きな問題になっている。 (ja)
  • 失業(しつぎょう、英: unemployment)とは、職業(仕事)を失うこと、および労働の意志も能力もあるのに仕事に就けない状態を指す。特に、仕事が無い状態を指す無職(むしょく)のうち、就業に向けた職探しを行っている者の状態を指し、そのような状態の者を失業者(しつぎょうしゃ)と言う。 労働力人口に対する失業者数の割合を失業率と言う。完全雇用(Full employment)とは、労働力、技術、土地、資本、その他の生産要素を最大限に活用して、最大限の持続可能な生産能力を生み出している状態をさし、「失業者が一人もいない」ということではなく、一定の摩擦的失業の存在を含んだ状態のことをいう。 国際労働機関(ILO)によれば、2018年の時点では全世界で1億7200万人(報告された世界の労働力人口の5%)が無職であった。 15-24歳の労働力人口における失業者を若年失業者といい、日本など一部を除いて北欧の福祉国家でさえも若年失業率が20 %から下がらないことがOECD加盟国で大きな問題になっている。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 11523 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 23568 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 91326487 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 失業(しつぎょう、英: unemployment)とは、職業(仕事)を失うこと、および労働の意志も能力もあるのに仕事に就けない状態を指す。特に、仕事が無い状態を指す無職(むしょく)のうち、就業に向けた職探しを行っている者の状態を指し、そのような状態の者を失業者(しつぎょうしゃ)と言う。 労働力人口に対する失業者数の割合を失業率と言う。完全雇用(Full employment)とは、労働力、技術、土地、資本、その他の生産要素を最大限に活用して、最大限の持続可能な生産能力を生み出している状態をさし、「失業者が一人もいない」ということではなく、一定の摩擦的失業の存在を含んだ状態のことをいう。 国際労働機関(ILO)によれば、2018年の時点では全世界で1億7200万人(報告された世界の労働力人口の5%)が無職であった。 15-24歳の労働力人口における失業者を若年失業者といい、日本など一部を除いて北欧の福祉国家でさえも若年失業率が20 %から下がらないことがOECD加盟国で大きな問題になっている。 (ja)
  • 失業(しつぎょう、英: unemployment)とは、職業(仕事)を失うこと、および労働の意志も能力もあるのに仕事に就けない状態を指す。特に、仕事が無い状態を指す無職(むしょく)のうち、就業に向けた職探しを行っている者の状態を指し、そのような状態の者を失業者(しつぎょうしゃ)と言う。 労働力人口に対する失業者数の割合を失業率と言う。完全雇用(Full employment)とは、労働力、技術、土地、資本、その他の生産要素を最大限に活用して、最大限の持続可能な生産能力を生み出している状態をさし、「失業者が一人もいない」ということではなく、一定の摩擦的失業の存在を含んだ状態のことをいう。 国際労働機関(ILO)によれば、2018年の時点では全世界で1億7200万人(報告された世界の労働力人口の5%)が無職であった。 15-24歳の労働力人口における失業者を若年失業者といい、日本など一部を除いて北欧の福祉国家でさえも若年失業率が20 %から下がらないことがOECD加盟国で大きな問題になっている。 (ja)
rdfs:label
  • 失業 (ja)
  • 失業 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:blank2Name of
is prop-ja:contributions of
is prop-ja:標的 of
is prop-ja:特記すべき概念 of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of